ラクトフェリン
 生まれて最初に口にする母乳ぼにゅう(初乳)には、免疫力めんえきりょくを高めるためのさまざまな成分が含まれています。その成分のひとつがラクトフェリンです。
 1939年スウェーデンの学者により「赤色たんぱく質」として学術的に示され、1961年フランスの学者により「ラクトフェリン」と命名されたといわれています。
 このラクトフェリンの免疫調整機能はC型肝炎、B型肝炎ウィルスをはじめとする感染防御かんせんぼうぎょ、白血球の活性によるガン予防やアレルギーなどにも役立つ免疫活性、腸内環境の改善、抗菌作用、鉄結合作用、活性酸素の除去などさまざまな機能に着目されています。
 今後も、ラクトフェリンの研究、そしてそれを活用した商品の開発が期待されています。