マーガリン
 マーガリンは、1869年にはじめて製造され、その後第一次世界大戦中にヨーロッパを中心に普及したバターの代用品です。
 バターは、乳脂肪製品ですが、マーガリンは牛脂、鯨脂などの動物油と綿実めんじつ脂、大豆油、ヤシ油などの植物油などを使用した、混合油の加工油脂が主原料となっています。
 バターに近い風味を与えるために牛乳、脱脂乳、粉乳などを添加する場合もあります。また、ビタミン強化のために、ビタミンAやビタミンDを加え、バターに似せるために食塩・色素も添加しています。
 バターと比較して風味は劣るものの、消化吸収、栄養ともあまり変わりません。