乳脂肪分にゅうしぼうぶん
 牛乳に含まれる乳脂肪分とは、無脂むし乳固形分肪を除いた固形分のことです。牛乳のほとんど(約88%)は水分です。そして水分以外の固形分は、乳脂肪分と無脂乳固形分とに分けられます。
 牛乳に含まれる脂肪分は牛乳の風味に関係しているといわれています。
また、牛乳中の乳脂肪は、小さな粒子となっていますが、牛乳の製造過程で均質化(ホモジナイズ)されることにより、さらに小さくくだかれるため消化酵素による働きを受けやすく、他の脂肪分に比べて消化吸収がよいのが特徴です。