悪臭防止あくしゅうぼうし
 悪臭防止法とは、工場やその他の事業場における事業活動にともなって発生する悪臭について規制を行い、悪臭防止対策を推進することにより、生活環境を保全し、国民の健康保護に資することを目的としています。
 これをもとに、「何人も、住居が集合している地域においては、飲食物の調理、愛がんする動物の飼養その他その日常生活における行為に伴い悪臭が発生し、周辺地域における住民の生活環境が損なわれることのないように努めるとともに、国又は地方公共団体による悪臭防止による生活環境の保全に関する施策に協力するようにしなければならない。」と国民の責務が定義されています。
 これにもとづき、酪農家も例外ではなく、悪臭防止による生活環境の保全に全力を注いでいます。
 畜産では、家畜排せつ物からの悪臭防止が重要です。家畜排せつ物は、野積みや素掘りのような不適切な管理によって、悪臭の原因となったり、河川の水質汚染を招くことになります。しかし、舎内でたい肥化などを適切に行えば悪臭の発生などを防ぐことができます。
 このような畜産環境問題を解決するために、「家畜排せつ物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律」(家畜排せつ物法)が平成11年に制定され、平成16年より本格施行されています。