河川敷酪農かせんじきらくのう
 主に関東や北陸、九州・四国地方で用いられている酪農形態で、大河川の河川敷を利用してエサを作ったり、牛を放牧しています。
 もともと大河川の流域は水田地帯が多く、水田での飼料生産の不足を補うために利用されてきました。飼料用の草地に恵まれていない日本では、河川敷は貴重な草地といえますが、河川敷ゆえの制限も数多くあります。
 例えばふん尿による河川の水質汚染防止のための規制や、とうもろこしなどの作物栽培の禁止、サイロ建設の禁止などがあげられます。
 河川敷では農薬散布がないので、安全な牧草や野草を利用することができます。しかいs、ペットボトルやゴミ類の除去には十分注意する必要があります。収穫した草類をロールベールラッピングサイレージとして利用することもできます。
 河川敷利用では国土交通省の協力が不可欠ですが、行政の連携を密にし、広大な末利用の河川敷利用に期待がよせられています。