給餌きゅうじ
 乳牛は1日に何度食事をするか知っていますか。実は朝夕の搾乳時にエサを与える、つまり1日2食と言うのが一般的です。しかし、最近ではこの回数を増やそうという傾向があります。一度に大量の食事をするよりも少しづつ多くに分けて食べる方が食欲が出るからです。考えてみれば私たち人間も同じですね。
 生乳生産量は、食事の量に大きく左右されます。多くの乳を出してもらうためには、当然、できるだけ多くの食事を与えたいわけです。通常、乳牛は1日当たり、乾いた草で約15kg、生えているままの草では約50〜60kgもの草を食べます。ちなみに、給餌のときの注意点として、まず食事の時間を十分に与えること、餌槽じそうを常に清潔に保つこと、新鮮な水がいつでも飲めることなどがあげられます。
 最近では給餌にもコンピュータ制御の自動装置が採用されるなど、最新の機器による省力化が図られています。今まで酪農家の経験やカンに頼っていた分野にもコンピュータは着実に浸透しているようです。