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酪農家名:森 弘一さん(森牧場)


酪農家紹介
森弘一さんは、本会が主催する「第7回関東生乳品質改善共励会」において第1位(2,505名中)という大変優秀な成績を収められました。なお、2年連続で受賞(上位100位以内)されています。

【森牧場概要】
 所  在:栃木県那須塩原市
 飼養頭数:乳牛約65頭
       (経産牛40頭・未経産牛25頭)
 所属農協:酪農とちぎ農業協同組合

Q.良質な生乳生産のための取組みとは?
●牛床マットの交換⇒牛の快適性向上
●暑熱対策として、(1)「扇風機を一般的な設置台数よりも多く設置」(2)「壁等への断熱材の使用」を実施することで牛舎内が涼しく快適である。
●飼槽をステンレス加工⇒牛のエサ食いが良く掃除が楽
●乳房炎撲滅を目指し、月4回の定期検査結果(バルク乳)や牛群検定成績(個体牛)も活用し、搾乳時の早期発見・早期治療を心がけている。
●搾乳機器点検の実施・定期的な消耗品の交換・推奨される搾乳手順の徹底などの基本的なことをちゃんと行うようにしている。
●乾乳期のエサ管理を変更⇒周産期病減少
 ※変更点:TMR飼料を少なくし配合飼料を多めに給餌。乾草も変更。
●強肝剤の投与⇒低カルシウム血症減少・乳牛が太らなくなった。ただし、コストは高い。
●問題が発生した場合は、即獣医師などへ相談し解決するようにしている。

Q.大学卒業後就農せず、外食チェーン店での勤務を経験した後就農されましたが、当時を振り返ると?

 当初は就農する気持ちもなかったが、長男であるという思いで家に戻り就農した。就農してからもただ父親の手伝いをしているという思いであった。
 地域には小中高が一緒の農家仲間も多く、彼らの影響もあり、酪農に対する思いも徐々に変わり、今ではおもしろさややりがいを感じている。

Q.酪農の魅力とは?
●サラリーマンとは違い、自然の中で働くことができる。
●人とは違い牛は素直で、私たちがやればやっただけの結果が返ってくる。

消費者へメッセージ
1頭1頭の乳牛を健康に飼い、良い品質の牛乳を搾るためには、手間もお金もかかります。決して簡単なことではありませんが、消費者の皆さんが安心して買える牛乳を提供できるようこれからも頑張っていきたいと思います。



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