関東の酪農乳業
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酪農家名:遠藤 正敏さん(遠藤牧場)
酪農家紹介
遠藤正敏さんは、本会が主催する「第6回関東生乳品質改善共励会」において第1位(2,750名中)という大変優秀な成績を収められました。なお、3年連続で受賞(上位100位以内)されています。
【遠藤牧場概要】
所在:茨城県常総市
飼養頭数:乳牛約60頭
(経産牛40頭・育成牛20頭)
所属農協:共栄酪農業協同組合
Q.良質な生乳生産のための取組み・思いとは?
(1)『牛乳を飲みに来るお孫さんのために』という気持ち
お孫さん3人(小学2年生、年長、年少:取材時)が週に1回牛乳を取りに来て飲んでくれており、お孫さんのために良い牛乳を作りたいという気持ちになり、励みになっています。
※左上の写真は、小学生のお孫さんからの手紙
(2)こまめな飼料給与
飼料の給与担当は奥さんの珠恵さん。
一度に給与せず何回も牛舎に足を運び、飼料を小分けにして給与しています。牛が病気にならないよう心掛け、お産時期には特に良質な飼料を給与し、牛がちゃんと餌を食べるようにされています。
(3)研修会に参加し情報収集を怠らない
青年部等の研修会にも参加し、乳質改善等の情報を収集し、学んだことを忠実に行うよう努めています。
(4)牛にストレスをかけないように努める
横臥している牛を無駄に起こさないように努めています。ただ、このように取組み始めたのは60歳を過ぎてからとのことで、若い頃はできなかったそうです。
(5)自分自身の健康管理
健康第一。しっかり休養を取るようにされています。
Q.酪農以外で取り組まれていることは?
珠恵さんが趣味で、3年前から自宅脇の畑で野菜作りを行っています。酪農も好きだが野菜作りが楽しいとのこと。
作っている野菜は「ネギ・ニラ・ナス・キュウリ・スイカ・トマト・里芋・インゲン」
正敏さん曰く、珠恵さんは野菜作りも徹底して行っているとのことで、ほとんど農薬を使用せず、まめに草むしりを行うなど、乳牛と同様に、よく様子を観察されています。
作った野菜は自家消費できないため、お隣さんや娘さんにおすそ分けされています。
消費者へメッセージ
私は乳牛や牛乳・乳製品が好きで酪農をやっています。
牛乳は、飲むと太ると誤解を受けやすいですが、体にとても良い飲み物です。
赤い血が白い牛乳になることは、本当に不思議なことだと思います。
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