ロールプレイで「大事にきく」を練習
子どもにきかれて答えに困ってしまった質問はありますか?
■牛の素晴らしところはどこですか?
■なんでくさいの?
■牛の寿命はいくつまでの?
■なんで牛は繋がれたままなの?
■お乳が出なくなった後はどうなるの?
■雄はどこにいるの?
これから牧場体験の中の質問コーナーの場面を切り取って、「酪農家役」と「子ども役」になってペアワークをします。
子ども役をする時は、自分の演じる子どもの年齢や性別などの設定を決めてください。また、自分が子どもに質問されて困った時を思い出しながら子どもになると良いと思います。自分が困った質問に対して、相手がどうやって返すのかを学ぶことができるからです。酪農家役の方はいつも通りで構いません。
大事なのは「主体は相手」にあるという事です。子どもたちがなぜその質問をしたのか、本当は何をききたいのかを大事にきいてあげてください。自分が話すのではなく、まず相手の話をきくことに重きを置いてみてください。交代でどちらの役もやり、最後に振り返りをします。
自分が聞き手(酪農家)、話し手(子ども)をしていた時に、相手がどんな反応をしていたか、困ったところや難しかったと感じたところを書き出し、相手とシェアします。良いことばかりではなく、困った、話したくなくなったなど、嫌だった部分もフィードバックしてあげてください。その事が1番の学びになります。
意識するポイント
■主体を相手に
「○○くんは…」「○○ちゃんは…」と付ける
■興味関心を持つ
「うんうん」「それで?」などレスポンスをきちんと返す
少し大げさなくらいが良いです
■確認をする
「それはこういうことでいいのかな?」と質問を確認する
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