体験をやることはもちろん大切ですが、それをやったことで何を伝えたいか、どんなあり方で自分がいるのかが大切なのです。
「どんな声にも居場所をつくる存在」
今は特にコロナ禍の中で、みなさんがいろいろな状態にあると思います。人には言わないけれど実はこんな大変なことがあった等、人は出しにくい声を持っていると思います。
本当のところはどう思っているのか。本人でさえも、自分の内の中にある声に気付いてないこともあります。言葉にできないけれど自分の内の中に何かがある感じ、というのもあると思います。
「氷山の一角」という言葉がありますが、目に見えるものは本当に一部で、見えていない部分の方が大きいのです。見えていない部分を大事にする、引き出してあげる、出しにくい声も出して良い場だと思ってもらえる、そんな場を作ることがファシリテーターにとって大事なことだと思っています。
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