須藤:
私は酪農教育ファームの活動を始めて20年ほどになります。酪農家に嫁ぐ前に少し中学校で仕事をしていたので、今日秦先生の話を聞いて、私の若い頃の想いとよく似ていると感じました。
私が大事にしている事は、先生と同じなのですが、自然と触れ合う機会が少ない子ども達に、自然の中で生きる力を養って貰いたいという想いがあります。怪我をするならしなさい、牧場のぬかるみに入ったらどうしたらいいか、自分の身を守る、生き抜く力を与えたいという想いを今思い出しました。ただ、今は「寄り添う」という気持ちにも変わって来ました。ただ生き抜く力を教えるというのではなく、寄り添ってあげられる方法を探しながらやっています。
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