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平成25年度酪農教育ファームスキルアップ研修会(北海道会場)講義
平成25年度酪農教育ファーム認証研修会(北海道会場)を開催いたしました。
 セクションに入る前に田山先生より、「今回の研修会の中で、受入体験を行う上での材料や素材といったヒントがたくさんあると思いますが、自分のレベルややり方に合わせて、真似ではない“自分化”していく研修会であってほしいと同時に、“ファシリテーター”であることを再自覚、再認識してほしい」と、お話がありました。
セクション1 「伝えるための心構え」
講師:北海道観光文化局 田山修三氏
自分の牧場のセールスポイントを明確にする
事前に学校との打合せを密にしておくこと。お互いにまかせきりにならないように、(学習したいこと、させたいこと、時間割、対象学年等々細かい内容の打合せ)打合せをしていくことで、お互いに目的意識が明確になる。
内容依頼・確認については、決まった項目の申込用紙を作成し、FAX等でのやりとりが望ましい。

体験者・見学者を知る
体験学習では先生にも協力をしてもらう。場内での移動時や、質問時の采配。先生は各々の子供の特性・個性を理解しているのでやり取りをスムーズに行える。また、受け入れる学年によっては言葉を変える等の対応が必要。

子供から予想外の難しい質問が出た場合
できれば、事前に質問事項を聞いておくのが良いが、わからない場合は「わからない」と言う。調べて、後日連絡する、本人に調べてもらう等の方法もあり。プロの酪農家としていろいろなことを学ぶ姿勢も大切。

自分の良さ、特技等を活かす。
話術、イラスト、歌、手品等々何でもよいのでそれらを混ぜ込みながら進める。
また、中酪作成のツールも自分が使いやすいもの、好きなものを利用する。
体験者に対し、いい解説をしたい、いい説明をしたいと思うことがいずれは自分の為になる。酪農に係る問題だけではなく、政治・経済・歴史等について勉強しておくことも大切。
セクション2 「伝えるためのスキル」
講師:リバティヒル広瀬牧場 廣瀬文彦氏

 実際に中央酪農会議作成のツールを使った体験学習と、廣瀬さん自ら工夫し用意した素材を使った体験学習を実演してもらい、伝える為のスキルについて考えました。
 小学生には数字のイメージが伝わりにくいので、現物を連想できるもので表したり、クイズ形式にすると伝わりやすいとお話していただきました。
セクション3・セッション4 「超一流のファシリテーターを目指して」
 グループに分かれて、各々の牧場のセールスポイントや体験学習について話し合い、全員の前で発表しました。
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