スゴいぞ!牛乳。飲んだら、ええよう。  >>>                             



「おいしいバターを作るコツはなんだろう?」グループワーク02
(スキルアップ福岡会場)
「おいしいバターを作るコツはなんだろう?」
 グループに分かれ、話し合いながら、牛乳と生クリームを原料においしいバターを完成させました。
 各グループ1つ自慢のバターを選び、みんなで試食し、見た目の違いや味や食感の違いなど、比べました。
 結果について、下記をもとに発表しました。

1.いつ実施?        5.容器
2.どこで?         6.振り方(時間)
3.対象は?         7.適量
4.温度           8.バターが出来るワケ
 
緑チーム
 私達のチームは実験をしようということで、1人ずつ配合の割合を変え、どういう風なバターが出来るか、時間がどの位かかるのか、色や味がどう違うのかというのを試してみました。
 いつ実施するかは、だいたい年中行うという事。どこで行うかは、衛生面を考えると屋内のほうが良いです。ただイベント等で屋外でやる場合には、下はコンクリートでテントなども建てて行うと良いと思います。
 対象は、一般的に小中学生。小中学生で午前中に授業の一環としてやる場合には、給食にかかると思います。
その際例えばクラッカーだと、たくさん食べさせることもできないので、バターの出来上がりの量をどのぐらいにするか、それによって牛乳と生クリームの量が決まるのではないかと思っています。
 温度は、冬場はストーブのある部屋などで小分けした牛乳を少し温めておく、夏場は冷蔵庫で冷やしておいたもの用意する。屋外は暑いですが、冷えたもので一気にやると出来上がりが早いという事が経験上分かりました。
 出来上がりが10〜20g位(クラッカー2、3枚で食べる場合)には、200cc位のボトルだと、空間がある程度大きいので、すごく早く出来やすいです。
 バターをとにかく美味しくする為には、塩を少し入れたりするのも良いし、案外冷たい状態の方が美味しいかなと思います。夏の暑い時には手の温度でも温まります。食べてみると、生クリームの様な、フワフワしたような状態で出来やすいので、バターというよりもホイップクリームみたいな感じになるのかなと思います。

<実験結果>
生クリーム(40cc)100%だと黄色みが強く、硬いバター。時間は5分程度。
生クリーム20cc:牛乳20ccだと、生クリーム100%の時より黄色みが薄く、6分位で出来る。
生クリーム20cc:牛乳30ccだと、色はかなり薄く、柔らかめ。時間は5分程度。
生クリーム30cc:牛乳20ccの場合は、8分位かかり、色は1対1の時より若干濃い。
生クリームの割合が多いと黄色みが強くなる傾向。


黄チーム
 私達のチームは、シェーカーとペットボトル、焼肉のタレの容器でやりました。
 シェーカーとペットボトルは、50:50の1対1で、きれいに出来ました。
 タレの容器には生クリームを20と牛乳を10という、ほんの少量を振りました。
それが皆さんに試食してもらったものです。
 バター作りは、子どもたちも大人も作った人がみんなが楽しく出来るというのが一番良いと思っています。1対1か、生クリームをちょっと多めにし、なるだけ空間が出来るような容器で振る。
 タレの容器の場合には、ほんの少しの量でカシャカシャ振るので、ほとんど100%の子どもたちが出来ます。どうしてその量かというと、牛乳が少し多かった事と、20分も30分も振っても出来なくて、泣き出す子もいた経験があり、工夫し、とにかく生クリームを多くして、みんなが100%楽しく出来る方法を考ました。
 子供たちは、アニメのテーマなどで、大人は演歌などかけながら、踊ったりしながら作ります。その人たちにあわせた音楽をかけて楽しくバターが出来る事、牛乳でバターが出来ることを体験して帰られます。
 体験は、寒い時・暑い時と選べないので、例えば発砲スチロールを用意し、その中に寒い時はお湯を入れ少し容器自体を温めてあげたり、夏の暑い時には氷を入れて、温度が上がりすぎないようにして調整しています。
 いつ実施するか、どこでするかというのは、先ほど皆さんが発表されたことと同じです。対象は保育園、小学校というのも同じですが、私の場合は大人の方にも作ってもらいます。
 量は、あまり多いと持ち帰ることになり、衛生問題があるので、子どもたちが食べれる量にするということを決めてます。
 バターが美味しく出来るというのは、分量を間違えない事、振りすぎない事、温度の調整を大切にする事です。
 また、失敗しても大丈夫だということを子どもたちに教えれば良いと思います。牛乳の中には栄養がたくさん詰まっていて、それでバターはできてるから、それをまたいろんなものに使って食べればいいよ、って言えば良いなと思いました。
 私はバター作りをやる場合に、食育の一環として「お母さん牛が子どもたちに飲ませる、あったかーい牛乳、その牛乳を貰って飲んでること。そのあったかい牛乳から、こんなに美味しいバターやアイスクリームが出来る。だから大切に残さないように、きれいに食べようね」と伝えると、子どもたちはこれをきれいに舐めて、食べて帰ります。
 そのことと食育と、あと酪農の理解。私たちが牛を育てながら、みなさんの食っていうのを提供してる。生きた牛さんから、命を貰っているということを子供たちに必ず伝えるようにしています。
品川先生の講評
 今回のように、皆で情報をシェアすると色々なケースが出てきます。
 結構温度が重要である事と、容器に関して、量を多く作るときはペットボトルで。1対1以下の対比で、時間がかかるけれど作れる。時間的に疲れるという事であれば、1対1であれば短時間で作れる。色みや硬さは作り手のさじ加減で余り差はないと思います。
 総合的な美味しさというのは、各グループ皆さんのバターが美味しいという事で間違えないと思います。
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