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「おいしいバターを作るコツはなんだろう?」グループワーク01
(スキルアップ福岡会場)
「おいしいバターを作るコツはなんだろう?」
グループに分かれ、話し合いながら、牛乳と生クリームを原材料においしいバターを完成させました。
各グループ1つ自慢のバターを選び、みんなで試食し、見た目の違いや味や食感の違いなど、比べました。
結果について、下記をもとに発表しました。
1.いつ実施? 5.容器
2.どこで? 6.振り方(時間)
3.対象は? 7.適量
4.温度 8.バターが出来るワケ
赤チーム
まず、いつ実施するかということですが、年中通して牧場や小学校、お祭り、イベントの会場で行ないます。対象は子供たち、主に小学生です。
温度は、バター作り体験までの時間まで冷蔵室で保管し、ギリギリまで適温に保つという事です。
5から7項目について、私達のグループは2種類作りました。
1つが、市販のペットボトル(500ml)、形状は少しでこぼこしています。
それに生クリームと牛乳が4対5の分量で、15分程度混ぜます。振る速度等にもよりますが、今回は男性が振りました。ペットボトルの振り方は、横振りだとすごく早くできます。こちらが皆さんが試食したほうです。
もう1つは、シェイクボトルです。ちょっとつるっとしていますが、分量は同じです。こちらは5、6分位、女性が混ぜました。
皆さんが試食したものは、牛乳の風味と滑らかさ、最初は牛乳なのですが、後味がバターという感じで美味しかったと思います。
今回、塩を入れたものも作ってみました。入れすぎると牛乳の味を台無しにしてしまいますので、塩を2回程度ふるぐらいが、1番ちょうど良いのではないかと思います。
最後に、おいしいバターができる理由ですが、量を間違えない事と、振りすぎない事、混ぜる時に牛乳自体を温めない事で、美味しくなると思います。
青チーム
いつ実施するかですが、大体年中、学校などで行っています。夏場は衛生面においてあまり良くないので避けています。
どこで行うかは、学校や牧場で行なっています。対象は、保育園・幼稚園・小学生が主です。
温度は、手の温度で固まらなくなったりするので、容器の持つ場所を注意するように、冬場は、冷蔵庫の中に入れておくと冷えすぎるので、振る前に外に出して、常温に近い状態にしておいてから振ると良いと思います。
容器は、ペットボトルと、小容器など3種類で行いました。
分量は、ペットボトルの方が50と50(1対1)で振ってみました。
小容器は1つは50と50で、もう1つは25と25で振ってみました。
1番出来が良かったのが、ペットボトルで作ったバターです。色目も良く、固く出来ていると思います。本当に売ってるバターの様で、美味しかったです。小容器で作ったものは、色が白く柔らかくなりました。
最初は激しく振って、そのうち「ぼとぼとー」と音が変化したら、ゆるく振り、固まりが分離しないように、後の方はやさしく振るのがコツだと思います。
ペットボトルのように容器に振る間隔(空間)があると良く出来るのではないかと思います。
皆さんに味わってもらったものは無塩ですが、絶対市販のバターに比べて美味しかったと思います。
今日は、塩分のあるクラッカーにのせて食べたので、無塩バターの方がおいしいと思います。私たちがいつも作るのは、ちょっと塩を入れているのですが、今日のバターもすごく美味しく出来たと思います。
ピンクチーム
私達のチームは各地から集まっていて、やり方がそれぞれ違うので、自分の所で普段やっているやり方を軸に行いました。
1つが、ワンカップの容器に50ml、50mlを入れたもの。2つ目は、ペットボトルに生クリーム50ml、牛乳は100ml入れたもの。3つ目が、2つ目と同じ分量で塩を少量加えたものです。
出来たものは、牛乳が多いものは少し白っぽく柔らかめに出来ました。
量は、牛乳と生クリームの量が1対1の方が多く取れ、時間が短く出来るということが分かりました。
いつ実施するかということですが、こちらの見解としては冬は出来るだけ避けたほうが良いかなと思います。それは外気温の関係もあり、少し寒すぎるとなかなかバターが作りにくいのではないかという事です。
どこで実施するのかということは、牧場や学校(出前型)のイベントに参加する等です。 出来るだけ室内で行った方が良いのではないかという意見がでました。
牧場では、小さい子どもさんが危険物のそばに行ったりということがあるので、危険が少ない箇所でやった方が良いということです。
対象は小学生がメインで、保育・幼稚園生には保護者に協力してもらい行った方が良いと思います。
温度は、20度前後。暑すぎず寒すぎずが1番バターが固まりやすい、出来やすい条件が整っていると思います。
容器の違いは、ペットボトルが1番うまく形成出来たという気がしています。
また500mlのペットボトルだと、内容物の量との空間ができ、振る際に中身が良く動くので、固まるのを促進してくれている感じがしました。
振り方は、極力側面を持たずに、角の部分を持って振る。そうすると自分の手の温もりで内容物が温まらず良いと思います。
適量ですが、500mのペットボトルを使う場合は、50ml対50ml(1対1)の割合が良いと思います。今回は、塩分がついたクラッカーだったのですが、無塩クラッカーの場合は、バターを作る際に塩を少し入れると、コクや旨みが引き出されたバターが出来上がるのではないかと感じました。
今回、分離したものがあったのですが、それを回避した策として、使った後のバターミルクを1回戻して、また1回振るとうまく固るという事が分かりました。
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