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主催者あいさつ(認証研修会:大阪会場)
社団法人 中央酪農会議 / 佐藤 寿則
 本日はお忙しい中、酪農教育ファーム認証研修会にお集まり頂きありがとうございます。
 中央酪農会議は平成10年に酪農教育ファーム推進委員会を立ち上げ、12年度に牧場の認証制度を創設しました。初めは場としての牧場の認証をしていましたが、20年度より「人」と「場」のそれぞれについて認証をするという制度に改正し、活動してきました。皆様のご活躍により、次第に社会的な役割が深まっており、教育関係者の期待もますます高まっている状況だと考えています。
 最近の酪農情勢につきましては、TPPへの参加問題においては、参加の検討をしていくような発言もあり、油断ならない状況が続いています。また、酪農経営に目を移しても、飼料価格の高騰と燃料費の上昇により、経営に与える影響は非常に深刻だと思います。
 そういう状況を踏まえると、今後、酪農教育ファーム活動のような、顔の見える消費者交流というのは、より重要ではないかと思っています。消費者交流を通じて、地域に酪農があること、美味しいものを届けているということを理解してもらいたいと考えています。本会議でも、消費者に向けて広く広報していきたいと思っております。ぜひ皆様の活動を通じて、酪農への支援者・サポーターを各地域に作ってもらいたいと思っています。
 皆様には、安全で安心な生乳を作っていただくと共に、消費者交流活動の中でリスクが生じないように、衛生面にも充分心がけて取り組んでいただければと思います。皆様の活躍により、今後とも酪農が栄えて行きますよう宜しくお願いいたします。
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