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平成24年度酪農教育ファーム全国実践研究会ーグループディスカッション1−
グループに分かれ、出前授業の「メリット」・「デメリット」を学校側からと酪農家側からの両視点で、それぞれ話し合ってもらいました。
Aグループ
最大のメリットはなんといっても手軽という事です。
ですが、実は手軽ということは学校側のメリットであるという事が見えてきました。酪農家側からみたら、牛の移動や牛にかかるストレスなどが大きいという事が分かりました。
出前型と牧場への訪問型と両方出来る場合は良いが、出前型のみしか選べない場合があると思います、そうなった時にどうしていくかという事を一番話し合いました。
牛に会わせたいという思いは共通してありますが、酪農家・牛への負担が大きい。例えば、出前に連れて行った牛はすぐに共同生活に戻れないことなどは、教師の立場からしたら初めての話でした。
ファシリテーターと現場の教師のそれぞれの思いを一致させる交流が大事だという結論がでました。状況の共有や知恵を絞ればやり方はあるという力強い発言もありました。
Bグループ
メリットですが学校側として、準備がすごく楽。子どもたちの反応がすぐ分かる。現地に行かなくても体験に近いものが出来る。人数が多い大きな学校でも対応できる、短時間で教えられるということが出ました。
酪農家側では、現場での準備がないこと。防疫の心配をしなくても良い。牛への負担が少ない。自分の声かけへの反応がすぐ分かる。
デメリットでは酪農家側は、出かけて行くのできちんと準備しないと忘れ物をした時に困ること。牧場を空けるので、仕事の調整が大変。
大勢の子供たちに伝えなければいけないので、話術が必要ではないかという不安。またその言葉は伝わっているのか分からないという意見がありました。
学校側としては、雰囲気や温もりなど、五感に訴えるものが少ないので効果があるのか。学校側が本当に求めているものを提供して貰えているのかということが出ました。
デメリットをメリットに変えていく為にはどうしたら良いか。道具がない分、バケットミルカーや牛の抜けた歯などを持っていき、子供の興味を引いたり、ツールも話しながら見せたり、クイズを使って楽しく説明をする。また、ファシリテーター同士のスキルアップ研修を行ったり、お互いの指導内容について学びあったり、反省会をして情報交換などを行いより良いものにしていくという意見が出ました。
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