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平成24年度酪農教育ファーム全国実践研究会ー主催者挨拶ー
社団法人 中央酪農会議 専務理事/門谷 廣茂
10数年の歴史がある酪農教育ファームは、これまでいろんな課題をクリアしてきました。酪農経営においても、いろいろな課題・問題がある中、酪農家をはじめ関係者のご努力により、現在の酪農経営があると認識しています。
最近の問題としては、自然災害の多発です。昨年3月の東日本大震災、北関東の竜巻の発生や九州北部の豪雨など、これまで想定していなかったような災害、今までに経験がない災害が起きています。
また、生乳生産が停滞しています。要因としてここ2年続いた猛暑です。乳量が伸びない、予想を下回る現象が起こっています。現場ではいろいろな暑熱対策をしておりますが自然の力の前ではなかなか生産しきれていないのが現状です。
一昨年の口蹄疫についても、未だ感染ルートは不明という中、家畜伝染病予防法の改正や酪農家に守っていただく飼養衛生管理基準の見直しなどがありました。酪農現場では、部外者が中に入らないように制限をしたり、記帳記録をしたり、口蹄疫が発生した場合の措置の訓練などいろいろな努力を行っているところです。
口蹄疫が発生してからは、全国の酪農教育ファーム活動を実施されている牧場では自粛をお願いしたり、防疫マニュアルをきちんと守っていただいた上での実施をお願いしています。
それを踏まえた中、教育ファームの1つのスタイルとして出前授業という形で学校などに出かけて行き活動することが増えています。本当は酪農の現場で体験していただくことが一番良く、現場の雰囲気は感覚が違うとは思いますが、ある一部では止む得ないということで活動をしています。
昨年度は特に、東日本の震災で被災された子どもさんたちを癒そうということで、岩手県・宮城県で大々的な出前教室を実施しました。今年も計画しており、みなさまにも協力をお願いしたいところです。
いろいろな課題がある中、本日は短い時間ですが皆さんの話し合い・議論の中で教育ファーム活動・出前教室の課題について研究課題を解決していきたいと考えています。
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