「酪農」は全ての教科に繋がる学びとなる
実践事例の紹介です。5年生の総合の時間で行いました。5年生が1番この事について扱いやすいと思います。社会科では自給率や国際関係について触れる機会が増え、理科ではいのちの誕生や生態環境問題などを扱います。国語の教科書にも似たような内容が掲載されていて、私は全部の教科を使い1年中いのちや食に関しての教育をしています。
授業では、食というキーワードをもとにいのちの繋がり、「いただきます」の意味について考えました。学校給食にどんな食材が入っているか子ども達と数えてみました。豚肉でひとつ、人参でひとつというような形でいのちの数を数え、1回の給食で大体16個のいのちがある事がわかりました。それを1日に3食、1週間で21食、というように数え人生80才まで生きるとすると、170万のいのちをいただいている計算になりました。
自分が生きていくためにそれだけのいのちをいただいている。だから無駄に出来ないし、いのちは人の役に立っている事を教えました。
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