1992年 新聞・雑誌広告(2)
熊本市郊外、阿蘇山を望む田園地帯。中原和也さんと夫人。二人の子供たちが助け合って牛乳づくりに励む、ここ中原牧場。「気持ちにゆとりを持って一頭一頭の面倒をキチンと見るには、今の三八頭くらいがちょうどいいですね。やみくもに頭数を増やすより、飼料や健康管理に気を配って生乳の品質を高めることのほうが大切です」と語る中原さん。乳牛の改良や飼料の配合等にも自分なりの工夫をするなど。高品質な牛乳づくりのための努力を惜しみません。大学二年生の長男もすすんで各地へ酪農研修に出かけるなど、着々と酪農家への道を歩んでいます。しかし、「牛肉の自由化」や「乳製品輸入自由化」圧力など、日本の酪農には厳しい現実が存在することも事実。中原さんは言います。「酪農の経営は厳しいけれど、これからも安全で安心できる牛乳をつくり続けるために努力していきます。消費者の皆様にも、もっと酪農について理解と支持をお願いしたいと思います。牛乳は今、日本で最も多く飲まれている飲料なんですから」。そのおだやかな表情の中にも、酪農にかける意気込みが強く感じられます。今、全国の酪農家は約五万五千戸。新鮮で安心できる牛乳を安定的に供給するため、今日も日本の大地で頑張っています。

※数字は1992年のものです。1999年現在の酪農家戸数は約3万5千戸、乳牛頭数は約181万頭です。

 
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