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 継続学習型
地域と連携して子どもの温かい心を育てる
日時:平成16年10月〜平成17年3月
場所:山口県・藤井牧場 
学校の状況
学校名 山口県周南市立和田小学校
規模 全校児童数105名(6学級)
周辺の状況 周南市北部は、山に囲まれ中心部に川も流れるなど、豊かな自然に恵まれた所である。子どもたちにとって生き物にふれあう環境は非常に恵まれていると言える。
活動の実際
環境は自然に囲まれているが、生き物に対する興味はうすく、世話が受け身になりがちな子も増えてきた。そこで小規模ながら精力的に活動を進めている藤井牧場に着目した。「この牧場を舞台に子供たちの心を変えたい」「生命について考えるきっかけにしたい」と思い、藤井さんご夫妻に頼み、学習の場を提供していただいた。
えさをあげたら仲良くなれると考えたA君
「いつものようにえさをあげました。ぼくのウシさんはおなかがすいていたみたいで、むしゃむしゃたべました。たべおわったら、ぼくにむかってにっこりウシさんがわらいました。」
乳搾り体験
「きょう、ふじいぼくじょうでちちしぼりをさせてもらいました。はじめうまくできるかしんぱいだったけど、おじさんにおしえてもらったので、じょうずにできました。ぴゅっ、ぴゅっ、とでました。せんせいやみんなが手をたたいてほめてくれました。いえにかえっておかあさんにはなすと、『よかったねえ。おかあさんもやってみたいな』といいました。」
出産見学
ウシの出産を見学体験できるチャンスが来た。
3月8日の午前9時、牧場から「先生、ウシが破水しました。すぐに子どもたちを連れてきてください」と緊急の電話がかかった。
出産が無事終了し、赤ちゃんウシが立ち上がるまでの約4時間、子どもたちは刺激の強い出産場面に対しても気持ち悪がることもなく熱心に見守った。
「ガンバレ!ガンバレ!」「ヤッター!」
お別れ会
「きょう、ふじいぼくじょうでおわかれかいをしました。うたをうたったり、プレゼントをあげたりしました。おじさんもおばさんもよろこんでくれました。二年生になってもまたきたいです。」
実践を終えて
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