平成19年度受入実態調査報告(通年)
社団法人中央酪農会議では、酪農教育ファーム認証牧場での活動状況等を定量的に把握するため、酪農教育ファーム認証牧場に対して年度の上期(4月?9月)・下期(10月?3月)に受入実態調査を実施しています。平成19年度通期での集計結果は以下のとおりとなりましたので報告致します。
1.受入団体及び受入者数
 平成19年度の、調査回収認証牧場(上半期191牧場・下半期177牧場)における受入者数は約69万1千人、受入団体数は約3万6千団体であった。これは平成18年度と比較して受入者数で約121%、団体数で約124%と大幅に増加している。
 これは、認証牧場数の増加(111%)に加え、酪農教育ファームの活動が着実に広く普及してきていることを表している。また、食品偽装や食料品価格の値上げにより食料自給率の問題が大きく取り上げられるなど、わが国を巡る「食」や農林水産業に対する社会的関心が高まったことも一つの要因として挙げられる。
 次に、1認証牧場あたりの平均受入人数は3,436人、平均受入団体数は180団体とそれぞれ増加している。
2.月別の受入状況
 月別では、団体数・人数とも春から秋までの上半期が多く、冬季は全体に団体数・人数とも少ない。この傾向は過去の実態から見ても大きな変化はない。
平成18年度と比較して、受入人数は全月で前年度を上回っているが、受入団体数では8月のみ前年度を下回っている。受入人数は前年度比131%なので、個人の訪問が大幅に増加していると考えられる。夏休み中の余暇の場として牧場を選択する一般消費者が増加していることは、牧場がそれにふさわしい場として認識されてきていることと、子ども達が食やいのちについて何らかの学びを得ることが牧場に期待されていること現れであると考えられる。
また、平成19年度は下半期の受入実績が特に増加している。酪農は耕種農業と異なり1年中同じ体験(搾乳や哺乳、餌やりなど)ができることもあり、冬季の受入についてニーズを掘り下げることで更なる発展が見込まれる。
3.団体種類別の受入状況
 家族連れ等の個人は団体数(前年度比130%)・人数(同150%)とも大幅に増加したが、団体数・人数とも1%程度の微減となっている。少子化や食育に関連する体験の多様化などの要因が考えられるが、今後とも学校等の教育現場と連携しての活動を推進してゆくこととする。
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