獲得した高い認知度・好意度をベースに、 平成20年度は「ヘルシーダイエットは牛乳に相談だ。」で訴求
本キャンペーンは特に牛乳離れが目立つ中高生を対象に、平成17年度から5ヵ年計画で実施し、今年度で4年目を迎える。これまでの活動によって、キャンペーン認知度は80.1%(東京・大阪の中高生平均)、好意度51.0%(同)と、マインドシェア(牛乳に対する気づき)を上げる取り組みの効果が表れている(本年2月実施の意識調査結果)。また、「牛乳を飲みたいと思うようになった」が43.4%(東京の中高生)、「牛乳が気になるようになった」が41.7%(同)など、牛乳に対する意識も変化してきている。
なお、20歳代の若年層や中高生の母親層についても、認知度・好意度が高く、本キャンペーンが幅広い層に浸透していることも判明した。
このため、平成20年度キャンペーン展開に当たっては、これまでに築き上げた認知・好意をベースに、牛乳の機能性を充分に伝え、「イメージ」×「機能」の構造をしっかり実現させることをポイントとし、「イメージ」と「機能」が相互補完するコミュニケーションの展開を図っていくことが重要となっている。
昨年が実施された調査によると、「体型に気を配っている」や「健康に関心を持っている」中高生の割合は高く、「肥満」や「やせ」を改善するには栄養素密度が高く、栄養バランスに優れた牛乳を摂取することによって適正体重を維持する内容のキャンペーンが求められている。従って平成20年度は「(機能として)ヘルシーダイエットは、(イメージとして)牛乳に相談だ。」で訴求していくこととした。
具体的には、中高生、母親層、学校教育関係者・栄養士に対し、新聞、雑誌等で「栄養素密度の高い食品→牛乳」として訴求し、特に、中高生に対しては学校等で実施される骨密度測定の場を活用し、「ヘルシーダイエットには牛乳」を訴求する。
また、「テレビCM」は夏休みにスポットを集中投下、下期は全国に向けたテレビ番組提供を検討する。さらに飲用機会を創出するため、乳業メーカーはもちろんのこと、大手飲料メーカーや流通など、様々な他業種とのタイアップにも取り組み、より効率的な展開を図っていくこととしている。
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