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畜産統計
2007年の酪農家戸数は1200戸減の2万5400戸
農水省統計部がまとめた2007年2月1日現在の「畜産統計」によると、乳用牛の飼養戸数(酪農家戸数に相当する)は2万5400戸で前年に比べ1200戸(4.5%)減、飼養頭数は159万2000頭で4万4000頭(2.7%)減となった。
一方、肉用牛の飼養戸数は8万2300戸で、前年比3300戸(3.9%)減、飼養頭数は280万6000頭で5万1000頭(1.9%)増加した。
酪農戸数減少率は00年の5%減に次ぐ高さ
農水省がまとめた「畜産統計」によると、乳牛の飼養農家戸数は2万5400戸で前年に比べ1200戸減、飼養頭数は159万2000頭で4万4000頭減となった。この結果、酪農家1戸当たりの飼養頭数は63頭で1頭増加した。
農水省は酪農家戸数の減少について、「高齢化による廃業があったため」としているが、戸数の減少率をみると、近年では2000年(2月1日現在)の5.0%減に次いで高くなっている。内訳をみると、北海道の飼養戸数は8310戸で3.3%減、都府県は1万7100戸で5.0%減となり、都府県の農家戸数の減少が目立っている。
搾乳牛、北海道は3.6%減、都府県は2.8%減
飼養頭数は、全国の52.5%を占める北海道が83万6000頭で2.3%減、都府県が75万6100頭で3.0%減となった。
飼養頭数のうち経産牛は、北海道47万2200頭で3.8%減、都府県53万9100頭で2.8%減の合計101万1000頭で、前年比3万5000頭(3.3%)減。未経産牛は、北海道36万3900頭で0.3%減、都府県21万7000頭で3.3%減の合計58万800頭、前年比で9000頭(1.5%)減少した。
経産牛のうちの搾乳牛は、87万1200頭で前年に比べ2万8800頭(3.2%)減少した。北海道は41万8700頭で3.6%減、都府県は48万1200頭で2.8%減。都府県の経産牛頭数のうち、搾乳牛の飼養状況をみると、最も減少率が大きいのが四国の8%減。次いで東海の5.1%減、近畿4.5%減、北陸4.1%減などとなっている。
この結果、乳牛飼養頭数に占める経産牛頭数割合は63.5%(北海道56.5%、都府県71.3%)、経産牛頭数に占める搾乳牛頭数の割合は86.2%(85.5%、86.7%)となった。
乳用牛の飼養戸数は1963年の41万7600戸をピークに減少を続け、03年に2万9800戸と3万戸を割った以降、毎年1000戸以上のペースで減少を続けているのに対して、頭数も1985年の211万1000頭をピークに減少傾向を示している。ただ、1戸当たり飼養頭数は増加しており、07年は北海道が0.5頭増加して100.6頭と100頭を突破、都府県は44.2頭で1頭増加した。
肉用牛頭数は枝肉価格好調で
1.9%増
一方、肉用牛の飼養戸数は8万2300戸で3300戸(3.9%)減少、飼養頭数は280万6000頭で5万1000頭(1.9%)増加した。戸数の減少は酪農と同様に高齢化による廃業が主な要因だが、頭数の増加理由については、牛の枝肉価格が高値で推移したためとみられる。
飼養頭数の内訳をみると、「肉用種」は174万2000頭で3万9000頭(2.3%)、「乳用種」は106万4000頭で1万2000頭(1.1%)それぞれ増加した。「乳用種」の内訳は、「ホルスタイン種ほか」が46万300頭、「交雑種」60万4000頭。肉用種に占める乳用種頭数割合は37.9%、乳用種に占める交雑種頭数割合は56.8%。肉用牛の1戸当たり飼養頭数は34頭で2頭増加した。
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