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需給見通し
平成18年度の生乳及び牛乳乳製品の需給見通しについて
J-milkは、12月20日に第5回需給等分科会を開催し、18年度生乳生産及び牛乳乳製品の需給見通しを発表しました。

●生乳生産
 北海道の生乳生産は、6月以降前年水準を下回って推移しており、11月以降は2〜5%程度の減少で推移し、年度合計では376万6000t(前年比97.0%)程度になる見通し。都府県は、10月までは前年比2〜3%程度の減少で推移しており、11月以降2〜3%程度の減少で推移し、年度合計では431万9000t(前年比98.0%)程度になる見通し。全国では、808万6000t(前年比97.5%)程度になる見通し。


●牛乳等の消費
 牛乳の消費は10月までは引き続き減少基調で推移しており、11月以降も2〜3%程度の減少で推移し、年度合計では368万3000t(前年比97.1%)程度になる見通し。
 加工乳・成分調整牛乳は10月までは前年を大幅に下回っているものの、乳飲料が好調であることから、牛乳を除く飲用等向け需要は前年水準並みで推移しており、11月以降は平均1〜2%程度の増加で推移し、年度合計では168万6000t(前年比100.6%)程度となる見通し。
 はっ酵乳の消費は5月以降前年水準を大きく上回って推移しており、今後も増加基調で堅調に推移し、年度合計では85万2000t(前年比106.3%)程度になる見通し。

●平成18年度全体の特定乳製品向け処理量と乳製品需給の見通し
 特定乳製品に仕向けられる生乳は203.4万t(前年比6.8%減)と平成18年度限度数量(203万t)を4000t上回ると推察される。このためとくに今後の不需要期には、需要に応じた計画生産を着実に実施する必要がある。
 一方、脱脂粉乳の期末在庫は、18年度の過剰在庫対策による消費拡大分を3万1000tとした場合、6万5500t(17年度末から9700t減)と見通され、バターの期末在庫は18年度のカレントアクセス分売渡量を8600tとした場合、2万9300t(17年度末から1700t減)と見通される。

 こうした需給予想を踏まえ、J-milkでは、「酪農乳業関係者をあげて牛乳の消費拡大に取り組んでいるものの、牛乳の消費量は依然低迷基調にあり、一層の消費拡大に取り組むことが必要。今年度末の乳製品需給状況は昨年度末と比較して改善されると見込まれているが、脱脂粉乳の在庫水準は依然高水準にあるとともに実需要は減少傾向にあることから、着実な過剰在庫対策の実施が必要である」とし、引き続き需要に見合った計画生産の実施を呼びかけています。

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