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2003.AUTMN Vol.20
VOICE



「酪農教育ファーム受け入れ報告書」および「酪農教育ファーム利用報告書」によると、平成14年度は年間400を超える団体が酪農教育ファーム認証牧場を訪れ、様々な酪農体験を行いました。

月別の利用状況では、小学校の移動教室や中学校の職業体験による利用が多い5?6月や夏休み期間の7?8月の利用が多くなっています(図1参照)。また、利用団体別では小学校が全体の33%と最も多く、次いで子ども会やPTAなどの団体(27%)、中学校(19%)の順となっています。
訪問者数の推移では、やはり学校単位での訪問が多い5?6月がピークとなっています(図2参照)。年間の訪問者総数は、全国で2万人強となっています。

利用者の訪問目的では、「生きものや自然とのふれあい」が最も多く(49%)、続いて「農業の学習」(17%)、「食の学習」(14%)、「いのちの学習」(12%)の順となっています。
また、利用者の体験の満足度では、「大変満足」または「やや満足」と答えた人が8割を超え、酪農体験等が利用者にとって大変好評であったことがうかがえます(図3参照)。

平成15年度の利用状況は、7月末段階の集計で、訪問団体数が250団体となっており、昨年度同期の230団体を約9%上回っています。なお、平成14年度末現在の酪農教育ファーム認証牧場は全国で167牧場となっています。

酪農教育ファーム推進委員会では、消費者や教育関係者に対し、牧場体験を通じて酪農や牧場等をより身近に感じてもらうとともに酪農の理解促進を図るため、引き続き酪農体験会を開催いたします。

さらには、酪農教育ファームの活動を紹介する機関誌の発行や、酪農体験学習の事例集等の作成及び配布を通じて、消費者及び教育関係者等に酪農教育ファームの活動をPRしてゆきます。

また、受入側の酪農教育ファームを対象とした研修会や発表大会を開催し、受入態勢の一層の整備強化に努めるなど、酪農教育ファーム推進委員会、酪農教育ファーム認証牧場、教育関係者等が一体となった活動を引き続き行っていきます。



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