スゴいぞ!牛乳。飲んだら、ええよう。  >>>                             



2003.SUMMER Vol.19
VOICE


■新聞広告の実施
 消費者に対し、わが国酪農及び国産生乳・牛乳乳製品への理解と支援の醸成を図ることを重点に、国産生乳の需要拡大及び牛乳販売に係わる市場環境の整備促進を目的として「本格的な乳価交渉が始まる時期に合わせた乳価値上げ促進」「WTO農業交渉を踏まえた国産牛乳乳製品・日本酪農に対する理解・支援の訴求」をテーマに計2回、新聞広告(記事体広告を含め3種類)を実施しました。

1 「牛乳は安すぎると思いませんか?」編(平成14年5月16日掲載、全国紙3紙、地方紙4紙、全7段)
2 記事体広告「おいしくて安全な牛乳?そのための適正価格」編(平成14年5月26日掲載、日本経済新聞)
3 「私たちは、日本の酪農のサポーターです」編(平成15年3月20日〜25日掲載、全国紙5紙、地方紙30紙、全7段)

■各種広告の実施
 電光文字放送(屋内294カ所、屋外5カ所)を実施しました。

■インターネットによる情報提供
 ホームページに牛乳・乳製品の関連情報を掲載し、生産者や消費者に提供しました。

■消費者と生産者の交流活動
 日本の酪農や牛乳・乳製品についての幅広い理解を得ることと国産生乳の消費拡大を目的に、生産者が地域の消費者と一体となって行った交流活動について、全国82カ所に総額9千万円を助成しました。

■指定団体特別強化事業
 各指定団体が地域の特質を十分に発揮しつつ、ブロック段階の円滑な事業実施と効果的な展開等が図れるよう支援を行うため、地方事業の強化や指定団体の強化等の事業に対し4千万円を助成しました。


■ミルククラブの活動
 消費者と酪農家を結ぶ組織「ミルククラブ」を運営しました。年4回発行(1回6万部強)した情報誌では、会員に対する酪農理解の促進を図るため全国各地の牧場を紹介するとともに、牛乳・乳製品の知識や効用を掲載しました。また、酪農体験、チーズを楽しむ会等、会員参加型のイベントを実施しました。
 なお、国産ナチュラルチーズ等ショップ「ミルク倶楽部」は、諸般の事情により平成15年2月末をもって閉店しました。

■地域交流牧場の活動
 地域交流牧場全国連絡会(230牧場が加入)の活動に対する支援を行いました。同連絡会では、NHKが主催する「ふるさとの食、日本の食」に初参加し、酪農体験コーナーを出展するなど、消費者に対する酪農理解に貢献しました。

■酪農教育ファーム活動
 酪農教育ファーム活動では、親子の酪農体験、牧場のための現地視察、酪農教育ファーム認証研修会を実施するとともに、体験学習の事例を掲載した実践事例集を発行し、その普及に努めました。なお、酪農教育ファームの認証牧場は、新たに32牧場が加わり、全国で167カ所となっています。


■生産者への情報提供
 酪農政策の解説や酪農関連情報を生産者に速やかに伝えることを目的に、生産者向けの「中酪VOICE」を年4回、ミルククラブ誌に追補発行しました。

■量販店バイヤーへの情報提供
 牛乳販売の大多数を扱いながら、情報が不足しているといわれる量販店等に対し、日本の酪農の知識や生乳の需要拡大を図るため、国産生乳・乳製品等の知識を掲載した「売場で役立つ牛乳の知識」を発行し、各店舗等に送付しました。

■生乳需要拡大研修会の開催
 生乳需要拡大事業に直接係わっている指定団体や都道府県生産者団体の担当者の参加による生乳需要拡大研修会を開催しました。


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