スゴいぞ!牛乳。飲んだら、ええよう。  >>>                             



2002.SUMMER Vol.15
VOICE




 本連絡会は「酪農生産者同士が交流・意見交換する場を作ることを第一の目的とし、その活動を通じて都市生活者や地域住民との交流活動や教育的活動を進めていくことにより、日本酪農に対する理解や支援を獲得する」ことを目的として発足し、会員も全国で218名を数えるまでになりました。
 4年目を迎える今年は、連絡会及び酪農のよりいっそうの発展を目指し、
 1.消費者等への正しい知識・理解を促す活動の充実、
 2.交流牧場の質的向上への組織的な取り組みの強化、
 3.連絡会に対する会員の連帯意識の向上、
の3点を重点活動目標とし、全会員の主体的な参加・活動を基本として連絡会活動を充実させていくとともに、正しい知識の普及や酪農に対する理解の促進に努めていくことが方針として示されました。
 また14年度役員として、会長に広瀬文彦氏(北海道/リバティヒル広瀬牧場)、副会長に伊藤立氏(愛知県/デイリーパラダイス)、安富聖二氏(岡山県/安富牧場)が選出されました。

会議等の開催
 全国段階では定期的に理事会を開催します。地域毎の各ブロック(北海道、東北、関東、東海・北陸、近畿・中国・四国、九州の6ブロック)では、ブロック会議及び地域専門部会を開催します。地域専門部会は「交流部会」と「製造流通部会」で、それぞれの部会を開催し、活動の充実を図ります。

ネットワークの強化
 機関紙(四半期に1回)やホームページ、電子メール等により各種会議やイベントの開催情報・開催結果等を提供するほか、BSEの適切な情報等についても、整理して適宜提供していきます。

研修会等の開催
 交流活動や乳製品製造に関する意見交換、現地視察等を行う「全国研修会」の開催を予定しています。また、希望者に対し9月30日〜10月8日にかけて「フランスのグリーンツーリズムと教育ファーム」をテーマに海外先進事例視察研修を実施します。そのほか、BSE問題に対する研修会等も予定しています。

会員活動への支援
 各会員への支援活動として、施設賠償責任保険(ケガなどへの対応)に一括加入するとともに、希望会員に対しては、生産物賠償責任保険(食中毒への対応)、行事参加者傷害保険(牧場外のイベント等における事故への対応)を任意保険として設けています。また、希望会員に対し、簡易トイレ・手洗い場の設置、指導謝金の交付を実施しています。

情報発信
 各地域で開催されるイベントや講習会等への積極的な参加・出展による近隣の酪農家や教育関係者、一般消費者等との交流を通じ、広く連絡会の活動を紹介し、酪農の知識の普及に努めます。また、新聞・業界紙やパンフレット等を活用した幅広いPR活動も行っていきます。



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