スゴいぞ!牛乳。飲んだら、ええよう。  >>>                             



2000.SPRING Vol.6
VOICE



平成11年度生乳需要拡大特別対策事業
生産者の皆様から頂いた出荷生乳1kg当たり5銭の費用をもとに、中酪ではさまざまな牛乳需要拡大特別対策事業を実施しています。
今回は、そんななかのひとつ、広告・広報事業についてご紹介します。



生乳割合で選べる時代へ。
牛乳表示に関する新聞広告
全国3紙、地方31紙を対象に、全10段広告を実施。
2月26日または27日の朝刊に掲載。


 平成11年12月22日に改正された牛乳表示に関する規則を、消費者にわかりやすく説明した広告です。これからは、加工乳・白もの乳飲料は、生乳を50%より多く含んでいなければ、商品名を「○○牛乳」と表示できなくなります。このことを踏まえ、従来から酪農家が進めてきた日本の自然から生まれた生乳100%の「牛乳」の継続的な購入の促進を、シンプルなデザインで表現しています。

水と牛乳をいっしょにしないでください
適正乳価の実現に関する新聞広告
全国1紙、地方33紙を対象に、全10段広告を実施。
3月11日または12日の朝刊に掲載。


 酪農家の担う広範な役割と仕事に対する正当な対価、適正な牛乳価格の実現を広く消費者に訴えるための広告です。牛乳は水とちがい、生産労働によってのみ得られる自然の恵み。そこで「何もしなくても湧いてくるなら100円でもいい」との逆説的なメッセージを明記し、生産現場の実情を紹介。生産コスト削減など諸問題に直面しつつも、人々の健康を願い牛乳生産に励む酪農家に、消費者の支援と理解を求めました。(広告掲載翌日だけで約300通の応援のEメールやハガキが届きました。)

バターからのお願いです
バターの健康的価値に関する新聞広告
ブロック3紙を対象に、全5段広告を実施。
3月11日または12日の朝刊に掲載。


 バターの健康的価値について、従来の誤った常識をくつがえすための広告です。新たな研究報告により、バターのコレステロールが生活習慣病を招く原因でないことがわかりました。そして、それが今や世界の常識となっていることについても紹介しました。今回の主たる対象は、おいしいけれど食べ控えてきたファミリー層。バターが安心な食品であることを、購買のキーとなる母親に、直接的な呼びかけ表現を用いて訴えました。


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