スゴいぞ!牛乳。飲んだら、ええよう。  >>>                             



1998.WINTER Vol.1
VOICE



知っておきたいこんな補助事業


乳肉事業がめざすもの
中酪では、厳しい酪農情勢を乗り切り、酪農経営の安定と体質の強化を図る目的で、農畜産業振興事業団の助成により「乳肉複合経営体質事業」(通称:乳肉事業)を実施しています。
乳肉事業のねらいは大きくわけて2つあります。これらの取り組みを通し、肉用牛部門における所得を増大させ、経営の安定をめざしています。


酪農経営の安定

グラフ Photo


生産者と乳肉事業
乳肉事業には、生産者が取り組むものと、農協等が取り組むものの2つの事業があります。ここでは酪農家の皆様に奨励している事業を紹介します。平成9年度には全国酪農家の4割の方々が、いずれかの事業を実施しました。

(1)高品質初生牛奨励金

酪農家が自ら生産した初生牛を、おおむね1ヶ月以上哺育した場合、1頭当たり7千円の奨励金を交付する事業。

(2)乳用雄牛等育成奨励金

酪農家が自ら生産した初生牛を、満6ヶ月齢まで哺育育成し、肉用子牛生産者補給金制度に契約登録されているものに、1頭当たり1万4千円の奨励金を交付する事業。

(3)酪農家集団哺育育成奨励金

3戸以上の酪農家が、集団で(2)の「乳用雄牛等育成奨励金(一部導入初生牛を含む)」と同様の事業を行った場合に、1頭当たり1万2千円の奨励金を交付する事業。

(4)経産牛肥育促進事業

酪農家が廃用に仕向ける経産牛を3ヶ月以上肥育し、生体重が600kg以上、または枝肉重量300kg以上のものに、1頭当たり2万円の奨励金を交付する事業。

(5)経産牛繁殖利用促進事業

経産牛に肉用雄牛の受精卵を移植し、受胎が確認されたものに、1頭当たり4万3千円の奨励金を交付する事業。

取り扱い窓口

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